材料の特徴を知る
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寒くなってきて、工場に暖房が入るようになりました。ガッキーです。
今回お話ししたいのは集成材と無垢材の違いについてです。
こちらは集成材でパインやツガ、タモなどよく使用します。
特徴としては短い材料を接着させて1枚の板にしており反りや割れが起きにくい材料です。
家具にもよく使用されていてTVボードやカウンターの天板などにも使用されています。
こちらの材料が無垢材です。天然の素材で乾燥させたものです。
無垢材の特徴は天然なので水分を吸ったり吐いたりしますので反りや割れが起きやすいです。
住宅では主にフローリングなどで使用されていますが反りを防ぐために凸凹を作ってあります。これを羽目板といいます。
無垢材は反るため、カウンターのテーブルなどにしたい場合は接ぎ合せておき1枚の板にすると木目も出て綺麗です。
ワールドの事務所の天板もそのような造りになっています。
木の材料だけでもたくさんの種類があります。あなたの家の中にも必ずあると思います。
それは特徴をしっかり捉えて考えられて製作されています。
その意図を汲み製作するのが家具屋だと思いますのでこれからも精進していきます。